行政書士としての就職・転職
[ 記事投稿日時:2017-10-18 13:32:50 ]
行政書士の資格を取ることができたら、次の段階としては資格を活かして転職するということになります。しかし、他の士業、例えば弁護士や税理士、会計士などであればそれぞれ法律事務所や会計事務所などに就職・転職するというのが一般的でしょうが、行政書士の場合はあまりどこかの事務所の求人に応募して就職する、というのは一般的ではないかもしれません。
もちろん、行政書士事務所や法律事務所などに就職するケースが皆無というわけではありませんが、この資格を目指す人の大半はやはりいつかは独立開業を、と考えているものではないでしょうか。その理由のひとつはまず一般的な求人誌や求人サイトなどを見ればわかる通り行政書士の求人というものがほとんどないこと、そして独立開業自体はそれほど多額の資金を必要とするわけではなく困難ではない、といったことが考えられます。
しかし、今は他の士業全般にも共通して言えることかもしれませんが、当然ながら独立開業した後は自分の力で仕事を得る必要があります。この資格を目指す上では、やはりそうした独立後の、サラリーマンとは異なる厳しさも覚悟する必要があると言えるでしょう。